広島空港を運営する広島国際空港(HIAP)は10月20日、旅客ターミナルビルの新たな施設・サービスの供用を11月1日に開始すると発表した。リニューアル第2弾で、国際線保安検査場を移転して面積を現在の約3倍に拡充するほか、国内線と国際線の到着ロビーを一体化する。

リニューアル後の広島空港国際線保安検査場(イメージ、HIAP提供)
新しい国際線保安検査場の面積は約450平方メートルで、2層吹き抜けの天井高約15メートルの空間となる。今後の国際線需要の増加を見据え、保安検査場を拡充する。
到着ロビーの一体化に合わせ、総合案内所も移転して機能を拡充する。観光情報や空港情報の案内を充実させ、多言語翻訳機能のほか、聴覚障がい者や難聴者とのコミュニケーションを支援するディスプレイを導入する。
また、11月1日には約2000平方メートルの西側増築部の供用を開始し、国際線搭乗待合室を拡張する。航空機が駐機する8番スポットもマルチスポット化し、機体の大きさに応じた複数の駐機方法に対応する。

広島空港の西側増築部と航空機スポット(イメージ、HIAP提供)
西側増築部には、国際線利用にも対応するビジネスジェット専用ゲートを整備し、11月下旬に運用を開始する予定。専用の車寄せを設け、保安検査やCIQ(税関・出入国管理・検疫)に関する手続きを1カ所でできるようにする。一般旅客とは動線を分離する。
国際線免税売店は、出国審査後に売場を通り抜けながら商品を選べる「ウォークスルー型」に改装する。11月1日に一部を先行オープンし、2027年3月に向けて段階的に売場を充実させる。
商業施設では、10月30日に到着ロビーの「セブン‐イレブン広島空港店」、12月1日に国内線搭乗待合室内の「タリーズコーヒー 広島空港ゲート店」がオープンする予定。12月11日には到着ロビーの「stelladew 広島空港店」がリニューアルオープンし、2027年3月には2階と3階に新たなフードエリアを整備する。
旅客ターミナルビルの中央吹抜け部と西側の増築改修工事は、2025年9月までに着手。今年7月のリニューアル第1弾では「もみじストリート」がオープンした。全体の工事完了とグランドオープンは2027年3月を予定している。

リニューアル後の広島空港到着ロビー・総合案内所(イメージ、HIAP提供)

広島空港ビジネスジェット専用ゲート(イメージ、HIAP提供)

リニューアル後の広島空港国際線免税売店(イメージ、HIAP提供)

広島空港のリニューアル前後の出発(上)と到着動線(HIAP提供)
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