エアライン — 2026年10月19日 18:20 JST

スカイマーク、採用問合せ画面に設定不備 10年超閲覧可能に

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 スカイマーク(SKY/BC、9204)は10月19日、新卒・既卒採用の「お問い合わせフォーム」を利用した人の個人情報が、社外から閲覧可能な状態だったと発表した。管理画面の設定不備によるもので、2016年3月から今年10月16日まで、10年以上にわたって外部から閲覧できる状態だった。16日に同社の社員が発見し、同日中に外部から閲覧できないよう対処した。

採用問合せ画面に設定不備があったスカイマーク=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 対象は2016年3月から2020年2月までに、同社の採用お問い合わせフォームから問い合わせた488人。現時点で第三者による閲覧や情報流出、二次被害は確認されていない。2025年6月9日以降のアクセス記録では、当該管理画面へのアクセスがなかった一方、それ以前は記録が残っておらず、第三者が閲覧した形跡の有無を確認できていないという。

 閲覧可能だったのは、氏名や氏名のカナ、メールアドレス、問い合わせ内容。このほか、新卒者は学校名・学部学科名、既卒者は勤務先・部署名も閲覧可能だった。住所や電話番号、クレジットカード情報などは含まれていないという。

 同社によると、管理画面のアクセス制限の設定が不十分だったことが原因だという。管理画面は同社ウェブサイトなどからリンクされておらず、URLを直接把握していなければアクセスできない状態だった。日常業務では使われず、社内でもURLを把握している人は限られていたという。現時点で外部からの攻撃の痕跡は確認されていない。

 スカイマークは「このような事態を招きましたことを、心より深くお詫び申し上げます」と陳謝。ほかのシステムにも同様の問題がないか点検を進め、再発防止に取り組むとしている。また、同社を装う不審なメールや電話に注意を呼びかけている。今回の件について、同社がメールで個人情報やパスワードの入力、金銭の振り込みなどを求めることはないという。

 同社では2025年8月から10月にも、ウェブサイトの入力フォームから利用客や応募者の個人情報が最大41件流出。ウェブサイトの表示を高速化する「CDN(Contents Delivery Network)サービス」のキャッシュ設定に不備があったことによるもので、今回とは別の事案となる。

関連リンク
スカイマーク

・スカイマーク、個人情報流出 入力フォームから最大41件、不正利用「確認なし」(25年10月14日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post
キーワード: