カタール航空(QTR/QR)を中核とするカタール航空グループは現地時間10月14日、ボーイング787-9型機3機を対象に、日本の「購入選択権付き日本型オペレーティングリース(JOLCO)」を活用した初の資金調達契約を締結したと発表した。HSBCが融資を担当し、日本のJPリースプロダクツ&サービシイズ(JLPS)が出資部分を手配した。

787-9の資金調達に初めてJOLCOを活用したカタール航空(同社提供)
JOLCOは、金融機関からの融資と投資家からの出資を組み合わせた、購入選択権付きの航空機リースを活用する資金調達の仕組み。今回の契約ではHSBCが融資部分の組成を担当し、単独の貸し手となる。JLPSは出資部分の引き受けと組成を担った。
今回の契約は、カタール航空グループが日本で計画するJOLCOによる資金調達プログラムの第1号案件となる。全体では3件の取引で計7機を対象とする計画で、JLPSがすべての案件で出資部分の組成を担当する。残る2件の契約時期や、対象となる4機の機種は明らかにしていない。
JLPSはジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)の子会社で、航空機などのオペレーティングリースの組成・販売・管理を手掛ける。
カタール航空グループは、日本のJOLCO市場を長期的な資金調達先として活用し、資金調達先や投資家層の多様化を進める方針。将来の機材投資や事業拡大に必要な資金を確保する狙いがある。今回の契約金額やリース期間、購入選択権の行使条件などは明らかにしていない。
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