ボーイングの2026年7-9月期(第3四半期)実績は、民間機引き渡しが前年同期比1機(0.6%)増の161機で、7四半期連続で前年同期を上回った。受注は65機(42.5%)増の218機で、開発中の次世代大型機777Xのうち貨物型の777-8Fを、エチオピア航空(ETH/ET)から受注した。競合のエアバスは7-9月期に196機(前年同期201機)を引き渡し、288機(同116機)を受注した(関連記事)。
—記事の概要—
・引き渡し
・受注
・26年7-9月期 納入と受注
引き渡し

エチオピア航空の777-8F(下)と777F(イメージ、ボーイング提供)
機種別で見ると、引き渡しは737が124機(前年同期は121機)、767が10機(6機)、777が5機(9機)、787は22機(24機)だった。
787の内訳は、超長胴型の787-10が3機、長胴型の787-9が19機。787-10は全日本空輸(ANA/NH)へ1機、大韓航空(KAL/KE)へ2機引き渡した。
787-9はルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)やユナイテッド航空(UAL/UA)、カタール航空(QTR/QR)、エア・インディア(AIC/AI)、サウジアラビアの新興航空会社リヤド航空(RXI/RX)で導入が進み、リース各社にも引き渡した。標準型の787-8は納入がなかった。
737は124機中123機が737 MAXで、ユナイテッド航空やサウスウエスト航空(SWA/WN)、ヴァージン・オーストラリア(VOZ/VA)など各社で導入が進んだ。737 MAXの引き渡しは、7四半期連続で100機を上回った。
777は5機すべてが貨物型の777F貨物機だった。
受注
受注は737が153機(前年同期は67機)、767がゼロ(ゼロ)、777が10機(14機)、787が55機(72機)だった。
787のうち787-10は24機で、このうち5機をビーマン・バングラデシュ航空(BBC/BG)から受注。残りは匿名顧客2者が発注した。
787-9は31機で、このうち4機をウガンダ・エアラインズ(UGD/UR)から初受注。15機を航空機リース会社のエアキャップ(AerCap)から受注し、複数の匿名顧客も発注した。787-8は受注ゼロだった。
777はすべてエチオピア航空が発注した貨物機で、777Xの貨物型777-8Fを8機、777F貨物機を2機受注した。777-8Fはアフリカの航空会社から初めて受注した。
737のうち737 MAXは152機で、このうち100機をターキッシュエアラインズ(旧称トルコ航空、THY/TK)から受注。ルフトハンザも20機発注したほか、複数の匿名顧客からも受注した。
26年7-9月期 納入と受注(括弧内は前年同期の実績)
納入 737 124(121) 767 10(6) 777 5(9) 787 22(24) 合計 161(160)
受注 737 153(67) 767 0(0) 777 10(14) 787 55(72) 合計 218(153)
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期中の動き
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・ビーマン・バングラデシュ航空、787-10と737MAX追加発注 今年計25機に(26年9月24日)
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