日本航空(JAL/JL、9201)などが加盟する航空連合「ワンワールド・アライアンス」は現地時間10月12日、加盟航空会社間のデジタルチェックイン機能を、すべての加盟会社の組み合わせに拡大したと発表した。複数の加盟会社を乗り継ぐ旅客が、普段利用する航空会社のアプリなどから、他社が運航する便も含めてチェックインできる。

アプリによるチェックインを全加盟社に拡大したワンワールド=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
新たな機能は、最初に搭乗する便の運航会社にかかわらず利用できる。パスポートのスキャンや搭乗券の受け取りに対応し、各便の搭乗券をデジタルウォレットに保存できる。ワンワールドは、すべての加盟航空会社の組み合わせでデジタルチェックインに対応した初の航空連合だとしている。
利用例として、マレーシア航空(MAS/MH)とアメリカン航空(AAL/AA)を乗り継ぎ、クアラルンプールから東京経由でダラスへ向かう旅程を紹介している。最初の便はマレーシア航空が運航するが、アメリカン航空の利用者は、同社のアプリでパスポートをスキャンし、1回のチェックインで両社の搭乗券を受け取れる。搭乗券は各便の運航会社のブランドで発行され、デジタルウォレットにも保存できる。空港ではチェックインカウンターに立ち寄らず、手荷物預けカウンターや保安検査場へ進める。
新機能にはワンワールドが開発した独自の技術を使用する。共通のデジタルプラットフォームを通じて加盟各社のシステムを連携させ、旅客が使い慣れた航空会社のデジタルサービスから、ほかの加盟会社の運航便もチェックインできるようにした。
ワンワールドは2019年、加盟会社のアプリやウェブサイトから他社の乗り継ぎ便もチェックインできる仕組みを、段階的に導入すると発表していた。当初はキャセイパシフィック航空とカタール航空が先行して接続し、ほかの加盟会社にも順次拡大する計画を示していた。今回、全加盟会社の組み合わせへの対応を発表した。
今後は、コードシェア旅程へのチェックイン対応や、最新情報を随時反映する搭乗券の提供を計画している。これらの機能の提供開始時期は明らかにしていない。
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ワンワールド・アライアンス
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