エアライン, 企業, 需要, 需要実績 — 2026年9月10日 17:15 JST

7月定時到着率、日本勢の低調続く サウディア3カ月連続首位=英Cirium

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 英国のデータ分析会社「シリウム(Cirium)」が公表した2026年7月の航空会社別の定時到着率によると、運航規模の大きな航空会社を示す「グローバル(全世界)」部門は、サウジアラビア国営のサウディア(前サウジアラビア航空、SVA/SV)が3カ月連続で首位を獲得した。日系大手2社は全日本空輸(ANA/NH)が12カ月(1年)連続、日本航空(JAL/JL、9201)が7カ月連続でトップ10圏外。アジア太平洋でもランクインを逃し、低調が続いている。

7月の定時到着率が3カ月連続で首位となったサウディア=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 航空会社別のデータでは「アジア太平洋」と「北米」「欧州」「中南米」「中東・アフリカ」の5地域別に集計。便数や提供座席など運航規模が大きく、アジアや欧州、北米など4地域以上に就航する航空会社を「グローバル」とし、定刻に対して15分以下の遅延を「定時到着」と定義する。

—記事の概要—
グローバル
アジア太平洋
北米
欧州
中南米
中東・アフリカ

グローバル

 全世界の航空会社を対象にした「グローバル」部門は、サウディアが1位を獲得。定時到着率は87.24%、運航便数は1万6406便、運航の完了・達成率を示す「コンプリーションファクター」は92.16%だった。日本勢は2022年11月から3年9カ月連続で首位を逃している。

 定時到着率2位はシンガポール航空(SIA/SQ)で85.32%、3位はエア・インディア(AIC/AI)で84.33%。4位はスカンジナビア航空(SAS/SK)で84.32%、5位はアエロメヒコ航空(AMX/AM)で83.96%だった。

アジア太平洋

 アジア太平洋は、韓国LCCのティーウェイ航空(TWB/TW)が1位を獲得。定時到着率は87.27%、運航便数は5235便、コンプリーションファクターは98.95%だった。

 定時到着率2位は韓国LCCのチェジュ航空(JJA/7C)で87.09%、3位はインディゴ(IGO/6E)で85.69%。4位はシンガポール航空(85.32%)、5位はフィリピン航空(PAL/PR)で84.61%だった。

 日本勢はトップ10に入らず、ANAは3カ月連続、JALは4カ月連続で圏外となった。

北米

 北米はカナダのウエストジェット(WJA/WS)が3カ月連続で1位を獲得。定時到着率は83.93%、運航便数は1万9748便、コンプリーションファクターは99.45%だった。

 定時到着率2位はアラスカ航空(ASA/AS)で76.19%、3位はユナイテッド航空(UAL/UA)で75.38%。4位はデルタ航空(DAL/DL)で75.00%、5位はアメリカン航空(AAL/AA)で71.97%だった。

欧州

 欧州はスカンジナビア航空が1位を獲得。定時到着率は84.32%、運航便数は2万650便、コンプリーションファクターは98.66%だった。

 定時到着率2位はターキッシュエアラインズ(旧称トルコ航空、THY/TK)で81.34%、3位はKLMオランダ航空(KLM/KL)で79.42%。4位はスペインのブエリング航空(VLG/VY)で79.39%、5位はトルコのサンエクスプレス(SXS/XQ)で78.86%だった。

中南米

 中南米はアズール・ブラジル航空(AZU/AD)が1位を獲得。定時到着率は87.74%、運航便数は2万4082便、コンプリーションファクターは98.15%だった。

 定時到着率2位はブラジルのゴル航空(GLO/G3)で87.66%、3位はチリのスカイ・エアライン(SKU/H2)で85.77%。4位はパナマのコパ航空(CMP/CM)で85.50%、5位はアエロメヒコ(83.96%)だった。

中東・アフリカ

 中東・アフリカは、南アフリカのサフエアー(SFR/FA)が1位を獲得。定時到着率は89.16%、運航便数は5344便、コンプリーションファクターは99.63%だった。

 定時到着率2位はサウディア(87.24%)、3位はロイヤル・ヨルダン航空(RJA/RJ)で86.59%だった。4位は南アフリカ航空(SAA/SA)で85.22%、5位はバーレーンのガルフ・エア(GFA/GF)で84.93%だった。

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