ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は9月3日、客室乗務員、パイロット、グランドスタッフ(地上係員)の新制服を発表した。2012年3月の就航以来、制服の全面リニューアルは初めてで、創業15周年のブランドリニューアルの一環として、10月1日から導入する。

ピーチが10月1日から導入する新制服(同社提供)
客室乗務員と地上係員は共通デザインとし、新たにワンピースを導入する。ワンピース、パンツ、ジャケットを組み合わせて着用でき、これまで男女で異なっていたジャケットとパンツの素材・デザインも統一。スカーフとネクタイも共通デザインとした。フットウェアはパンプスに加え、スニーカーも着用できるようにする。
新制服はベージュのグラデーションを基調とし、新しいピンクとブラウンを差し色に採用した。スカーフやポケットには、新ロゴと連動したカーブを取り入れる。デザインは大阪・関西万博の日本館アテンダントユニフォームを手掛けたクリエイティブディレクターの中田優也氏が担当し、三越伊勢丹が監修した。
制服を着用する社員へのヒアリングも実施し、機内の手荷物棚の開閉や、地上での立ち座りなど、実際の業務動作を検証した。素材は耐久性に加え、柔らかさやストレッチ性、手入れのしやすさを考慮。ポケットにはペンループを設けるなど、実用面も見直した。
パイロットは、ジャケットをシングルデザインへ変更する。コックピットでの操縦動作を考慮してストレッチ性と適度なゆとりを持たせ、ウイングバッジの羽根の中央には、新ロゴと同様に葉を伴う桃のモチーフをあしらった。
客室乗務員には、新制服の着用開始と同時に「謎の桃ポーチ」も導入する。機内サービス時に腰やストラップへ装着して携行し、乗客との会話のきっかけにする。中身はあえて「謎」とし、不定期に更新する予定。立体的な桃の形で、新ロゴの葉をモチーフに取り入れている。
ピーチは創業15周年に合わせてブランドを刷新しており、4月から新ロゴの運用を開始。関西空港や成田空港のカウンターも新ブランドデザインに改めている。2027年春には新デザイン機の導入を予定しており、今回の制服も新しい空港カウンターや機体との調和を意識した。新制服導入に合わせ、キャッチコピー「飛ぼう。新しい方の空へ。」も設定した。

ピーチが10月1日から導入する新制服で客室乗務員が携行する「謎の桃ポーチ」(同社提供)

ピーチが10月1日から導入する新制服のスカーフ(同社提供)

ピーチが10月1日から導入する新制服のネクタイ(同社提供)

ピーチが10月1日から導入するパイロットの新制服(同社提供)
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