中国のCOMAC(中国商用飛機有限責任公司)が開発したC919型機が、国際線定期便に初めて投入された。中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)が現地時間8月12日、北京(首都)発ウランバートル行きCA723便をC919(登録記号B-919Y)で運航した。到着時には放水アーチの歓迎を受けた。

COMACのC919(資料写真)=26年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
COMACの公式媒体「大飛機報」によると、C919は北京(首都)-ウランバートル線のCA723/724便に9月15日まで投入する計画。CA723便は定刻ベースで北京を午後3時に出発し、ウランバートルに午後5時15分着、折り返しのCA724便は午後6時30分に出発し、北京に午後8時35分に到着する。
同路線はボーイング737-8(737 MAX 8)で1日3往復を運航しており、C919による1往復を加えて1日4往復にした。座席数はC919が2クラス158席(ビジネス8席+エコノミー150席)、737-8が2クラス176席(ビジネス8席、エコノミー168席)となる。
ウランバートルでは、エアチャイナによる中国製旅客機の運航実績がすでにある。2025年7月から、C919とは別のCOMAC製リージョナルジェット機C909型機(1クラス90席)を、同社のフフホト-ウランバートル線に投入しており、「大飛機報」によると、エアチャイナが中国製旅客機を国際線に投入したのはこの路線が初めてだった。
エアチャイナは2024年8月にC919初号機を受領。8月13日時点で12機を保有し、累計1万2000便超を運航して162万人超を輸送している。これまで北京から上海や成都、広州、香港などの路線に投入してきた。
一方で、C919はFAA(米国連邦航空局)やEASA(欧州航空安全庁)からは安全性を当局が証明する型式証明を取得できていないため、本格的な国際線投入には課題が残っている。
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