川崎重工業(7012)は、FBS福岡放送から最新中型双発ヘリコプター「H145//BK117 D-3」を1機受注した。納入は2028年11月の予定で、報道用ヘリコプターとして運用される。報道用のD-3受注は13機目で、同社のD-3受注実績は44機となった。

H145/BK117 D-3(川崎重工提供)
D-3はBK117 D-2の改良型で、フルフラットフロアを備えたキャビン、高高度でのホバリング(空中停止)性能、最新アビオニクス(電子機器)などが特徴。優れた機動力で現場へ向かい、刻々と変化する状況を伝えられる報道ヘリに適した機体としている。報道機器の柔軟なレイアウト選定にも対応し、最新式の5枚ブレードによるメインローター・システムの採用で、低振動化と整備性向上を実現した。
BK117は川重と旧西ドイツのMBB(メッサーシュミット・ベルコウ・ブローム、現エアバス・ヘリコプターズ・ドイツ)が共同開発し、1982年に国産ヘリとして初の型式証明を取得。1983年に初号機を納入した。発表日時点で、川重の納入分は211機。エアバスヘリ納入分を合わせると、世界で2000機以上が引き渡されており、消防・防災、救急医療、警察、報道、人員輸送、物資輸送などの分野で運用されている。
関連リンク
BK117-D3型の紹介(川重)
川崎重工業
・川重、神戸市から最新ヘリBK117 D-3受注 27年納入(25年6月25日)
・川重、警察庁にBK117 D-3を追加納入 3-4号機(25年3月27日)
・川重、警察庁から最新ヘリBK117 D-3追加受注 26年度に新潟配備(24年5月15日)
・川重、警察庁から最新ヘリBK117 D-3を2機追加受注 25年度運用開始(23年4月19日)
・川重、警察庁にBK117 D-3初納入 秋田・埼玉に(22年7月5日)
・川重、BK117 D-3国内初号機納入 セントラルヘリに(21年8月27日)
・川重、BK117 D-3受注 警察庁とミネベアミツミ現地法人から(20年6月18日)
