日本航空(JAL/JL、9201)などが加盟する航空連合「ワンワールド・アライアンス」は現地時間2月23日、新たなCEO(最高経営責任者)に加盟社のフィンエアー(FIN/AY)出身のオレ・オルベール(Ole Orvér)氏を起用すると発表した。オルベール氏は4月1日付でワンワールドに加わる。

ワンワールドの新CEOに就任するオレ・オルベール氏(同連合提供)
スウェーデン出身のオルベール氏は、直近ではフィンエアーのCCO(最高商務責任者)を務めた。同社では路線網と商業戦略の見直しを主導し、新たな収益施策やロイヤルティプログラムを導入するなど、事業構造の変革に取り組んだ。
フィンエアーのCCO就任前は、同じく加盟社のカタール航空(QTR/QR)でネットワーク管理担当上級副社長を務めたほか、エア・ベルリン(BER/AB)やLOTポーランド航空(LOT/LO)、スカンジナビア航空(SAS/SK)などでも要職を歴任。ミッド・スウェーデン大学で経済学の学位を取得し、米ペンシルベニア大学ウォートン校の戦略思考とリーダーシップ育成プログラムでも認定を受けている。
ワンワールドの運営委員会議長を務めるアメリカン航空(AAL/AA)のロバート・アイソムCEOは、「ワンワールドが加盟航空会社と利用者に提供する価値の幅を再定義していく局面で、迎え入れられることをうれしく思う」とコメント。商業面での実績や提携の知見、国際経験を挙げ、「顧客第一の新たな取り組みを進め、世界のプレミアムな航空連合としての地位をさらに強化していく」と述べた。
オルベール氏は「グローバルな旅行が転換点を迎える中で、ワンワールドに加わることを光栄に思う」としたうえで、「加盟航空会社とともに顧客体験を高め、新しいツールやテクノロジーを導入しながら、世界的なネットワークとイノベーションを組み合わせていく」と抱負を語った。
前任のナサニエル・パイパー氏は、アメリカン航空のCCOに就いたことに伴い、ワンワールドのCEO職を退いた。
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