ZIPAIR Tokyo(ジップエア、TZP/ZG)は2月18日、茨城県境町と包括連携協定を締結したと発表した。境町は「子育て支援日本一」を掲げ、転入者数を増やしている。

包括連携協定を締結したZIPAIRの西田真吾社長(中央左)と茨城県境町の橋本正裕町長(ZIPAIRの資料から)

包括連携協定を締結したZIPAIRの西田真吾社長(左)と茨城県境町の橋本正裕町長(ZIPAIRの資料から)
協定の連携項目は、次世代の育成支援、国際交流の推進、スポーツ・健康を核としたまちづくりの3項目。企業版ふるさと納税などを活用し、具体的な取り組みを進める。
取り組みの第1弾として、姉妹都市ホノルル市と境町の小中学生の姉妹校交流を支援するほか、境町在住のフィリピン人英語講師の里帰り支援、アーバンスポーツ大会協賛によるスポーツ振興を実施する。
ZIPAIRは日本航空(JAL/JL、9201)傘下の中長距離LCCで、成田発着の国際線9路線を運航。バンコク、ソウル、ホノルル、シンガポール、ロサンゼルス、サンノゼ、サンフランシスコ、マニラ、バンクーバーへ就航しており、3月4日からヒューストンが加わる。低価格運賃で若者の海外進出を支援してきた。境町との協定を通じ、地域社会への貢献を強化していく。
新サービス
・ZIPAIR、成田→シンガポール行きで朝採れイチゴ販売 機内で受取(25年2月10日)
・ZIPAIR、隣の空席購入オプション「Seat Plus」1席500円から(24年11月12日)
ヒューストン就航後は東海岸検討対象
・なぜZIPAIRは最長ヒューストン線を開設できるのか 特集・往復28時間路線支える整備運航計画(24年10月14日)
・ZIPAIR西田社長、東海岸就航に意欲 欧州は「迂回しんどい」(24年10月11日)
ZIPAIRでの運航も視野にJALが787-9発注
・ZIPAIR西田社長、787新造機受領「期待しながら待つ」787-9は「要望していく」(24年10月11日)
・JAL、787-9最大20機正式発注 ZIPAIRも検討、28年度から国際線(24年7月23日)
・ZIPAIR、787-9導入 JAL発注機(24年3月21日)
機内の動画(YouTube Aviation Wireチャンネル)
・ZIPAIR 787-8 JA822J機内公開 フルフラットシートも
写真特集・ZIPAIR 787-8の機内
(1)フルフラット上級席ZIP Full-Flatは長時間も快適
(2)個人用モニターなし、タブレット置きと電源完備のレカロ製普通席
(3)LCC初のウォシュレット付きトイレ
