エア・ドゥ(ADO/HD)は、2018年度に予定しているボーイング767-300型機の更新時に、新客室仕様の導入を検討する。3月3日発表の2015-18年度中期経営計画で示したもの。
同社は小型機の737-700を9機、中型機は767-300を2機と767-300ERを2機運航。座席数は737-700が144席、767は286席と288席、289席の3仕様となっている。
中期計画では今後も2機種体制を維持した上で、2018年度の機材更新時に新客室仕様の導入を検討するとした。エア・ドゥでは、ブランドの独自性強化につながる機内を目指すという。
現行の新塗装を施した767は、2013年7月から運航しており、現在は全4機が新デザインへの移行を終えている。
また、同計画では、2018年度までに売上高500億円、営業利益27億円、経常利益18億円、純利益13億円、営業利益率5%以上を経営目標に定めた。2015年度の業績予想は、売上高477億円、営業利益15億円、経常利益9億円、純利益5億円となっている。
エア・ドゥは今年11月に会社設立20周年、2018年に就航20周年を迎える。
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エア・ドゥ
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