エアライン, ボーイング, 機体 — 2014年11月30日 17:46 JST

エア・ドゥ、特別塗装機ドリーム号が退役 63万人運ぶ

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 エア・ドゥ(ADO/HD)の特別塗装機「ベア・ドゥ ドリーム号」(ボーイング737-500型機、登録番号JA305K)が11月30日、札幌(新千歳)発羽田行きHD28便を最後に退役した。

羽田へ向かうドリーム号最終便=11月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田行き最終便の乗客を見送るベア・ドゥ=11月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ドリーム号は2011年3月24日就航。2009年4月6日にADO初の特別塗装機として就航した、マスコットキャラクター「ベア・ドゥ」を機体に大きく描いた「ベア・ドゥ号」(737-500、JA8196、14年3月14日退役)に続く、特別塗装2号機として各地を飛び、就航から今日までの3年8カ月で約63万人を運んだ。

 同機は1998年9月21日製造。全日本空輸(ANA/NH)の持ち株会社であるANAホールディングス(9202)からのリース機で、今後は伊丹空港に隣接するANAグループの整備工場で整備後、ANAHDへ返却される。

 最終日の30日は4便を運航。札幌到着最終の羽田発HD25便は、乗客124人を乗せて午後3時21分(定刻午後3時25分)に新千歳空港の3番スポットに到着。最終の羽田行きHD28便は、定刻より9分遅れの午後4時9分、満員の乗客126人を乗せ、羽田へ飛び立った。搭乗口付近では、ベア・ドゥが乗客を見送り、搭乗証明書と記念品がプレゼントされた。

 ADOは、2012年度から座席数が126席の737-500から144席の737-700へ機材更新を行っており、ドリーム号もこの一環で退役した。今回の退役で、同社の特別塗装機はなくなり、保有機材は767-300が4機、737-700が6機、737-500が3機の計13機となった。2015年3月末までは、現在の機材数で運航する。

*写真は全11枚。

新千歳空港に到着するエア・ドゥのドリーム号=11月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire


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