エアライン — 2015年12月18日 20:01 JST

JTA、客室乗務員を正社員採用へ 16年度から契約制廃止

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 日本航空(JAL/JL、9201)グループの日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)は、2016年4月1日以降に入社する客室乗務員を正社員として採用する。契約社員制度は廃止し、在職者も正社員雇用に切り替える。

客室乗務員を正社員雇用するJTA=13年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JTAは契約制客室乗務員「サザンスマイルスタッフ」の制度を1997年に導入。JALグループが女性活躍の推進を全社的に取り組んでいるほか、雇用環境など社会情勢の変化に伴い、正社員雇用に改めることを決めた。

 現在の雇用形態は入社3年目までが契約社員で、4年目からは適性があると会社が判断し、本人が希望すれば正社員として雇用を継続している。

 JALグループでは、JAL本体が2016年4月入社の客室乗務員から正社員採用となり、在職中の契約制客室乗務員も正社員雇用に切り替える。また、地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)も、同様の雇用形態に変更し、グループ全体で客室乗務員の正社員化を進める。

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