エアライン, 官公庁 — 2015年11月16日 13:25 JST

ANA、三重県と包括連携協定 観光促進や食材販路拡大

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 全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)は11月16日、三重県と包括連携協定を締結した。観光振興や食材の販路拡大など、さまざまな分野での連携に取り組む。

尾鷲特産のガスエビを使用した「郷土料理 三重」(ANA提供)

 三重県では、2016年5月に伊勢志摩サミットが開催される。両者はこれまでに航空宇宙人材育成などで協業してきたが、サミットを契機に観光促進や食の販路拡大などでも連携していく。また、海外の旅行会社などに現地を視察してもらう「ファムトリップ」にも協力する。

 食材については、機内食やラウンジなどで三重県産の食材を使用。日本各地の名産品などを紹介する「テイスト オブ ジャパン バイ ANA(Tastes of JAPAN by ANA)」では、12月から2016年2月までの3カ月間、機内や空港ラウンジで三重県のほか岐阜、愛知3県の特産品を提供する。

 ASEAN(東南アジア諸国連合)への輸出では、同社の貨物ネットワークを活用する。三重県内に民間機が離発着する空港はなく、隣接する愛知県の中部空港(セントレア)や県営名古屋空港などが近隣の空港となる。

関連リンク
ANAホールディングス
全日本空輸
Tastes of JAPAN by ANA
三重県

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