エアライン, ボーイング, 機体 — 2014年7月9日 16:00 JST

ボーイング、ニュージーランド航空に787-9初号機納入

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 ボーイングは現地時間7月9日、ニュージーランド航空(ANZ/NZ)に787-9型機の初号機を引き渡したと発表した。引き渡しには両社の関係者が1000人以上出席した。

ニュージーランド航空に引き渡された787-9初号機=14年7月 PHOTO: Katie Lomax/Boeing

 10機発注済みのうちの1機で、10月にオークランド-パース線に、11月には成田-オークランド線と上海-オークランド線に導入を予定している。

 今回引き渡された機体には、特別塗装と位置づける、黒を基調にニュージーランドを代表するシダの葉をあしらったデザインが採用された。通常塗装は、白をベースにシダの葉がデザインされる。

 787-9はエンジンに英ロールス・ロイス製トレント1000を採用。全長が6メートル長くなり、航続距離が300海里(555キロメール)延長しながらも、消費燃料は同クラス機よりも20%削減できるとしている。3クラス仕様のメーカー標準座席数は、787-8の242席に対して約40席増加し、280席程度となる。

 現在、26顧客から409機の787-9を受注し、787型機全体の約4割を占める。ANZは年内に3機、2015年は2機の受領を予定している。

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Boeing
ボーイング・ジャパン
Dreamliner Fly Happy(Air New Zealand)

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