エアライン, 解説・コラム — 2017年12月15日 13:30 JST

「私が伝えないと全CAは知り得ない」特集・JAL機内食担当CA田村真未子さんに聞く

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 機内食と言えば、国際線に乗る際の楽しみであったり、航空会社を選択する要素になる人もいるだろう。機内で機内食を乗客に提供するのは、もちろん客室乗務員だ。しかし、地上で一定期間働く客室乗務員たちもいる。

 地上勤務の彼女たちは、メニュー開発をはじめ、さまざまな仕事の分野で活躍している。乗務で得たノウハウを生かし、提携レストランのシェフや企業の担当者、社内の各部署をつなげ、客室乗務員がサービスをしやすくすることで、より乗客の満足度を高めるための裏方、と表現することもできる。

 JALは機内食の見直しを、原則として3カ月おきに行う。直近では12月から新メニューの提供が始まった。メニューの見直しで不可欠なのが、機内で実際にサービスする客室乗務員の視点だ。JALでは客室本部の客室品質企画部が、こうした現場の声をメニューやオペレーションに反映する役割を担う。

機内食メニューを監修するシェフと客室乗務員をつなぐJAL客室品質企画部企画・運営グループのリードキャビンアテンダントの田村真未子さん=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

田村さんがモデルを担当したJALスカイネクスト=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 この客室品質企画部で、かつて当紙が国内線新仕様機「JAL SKY NEXT(JALスカイネクスト)」を就航前に取材した際、モデルを務めた客室乗務員が奮闘している。企画・運営グループのリードキャビンアテンダント、田村真未子さんだ。田村さんは2014年5月にスカイネクストの初号機(777-200、登録番号JA007D)が公開された際、機内でいろいろとポーズをお願いして撮影し、写真特集を掲載した(関連記事)

 田村さんは2016年5月に客室品質企画部へ異動。機内食について、客室乗務員へ周知する資料作りなどを担当している。

 普段はデスクワークと縁遠い客室乗務員にとって、オフィスでの仕事はどのように映っているのだろうか。そして、機内食に携わる人たちと客室乗務員との橋渡しをどのようにしているのか。田村さんに聞いた。

—記事の概要—
手順通り+臨機応変
シェフの想い伝え、CAの提案伝える
私が伝えないと、全CAは知り得ない

手順通り+臨機応変

機内食は手順通りに準備するだけではなく、臨機応変な対応も必要だと話す田村さん=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 「小さいころから旅行が大好きで、客室乗務員は“やさしいお姉さん”。飛行機も海外も大好きだったので、幼いころから憧れていました」と話す田村さん。小学生の時に目が悪くなってしまったが、その後は視力が落ちないように努力し、大学時代は客室乗務員を目指す学生向けのスクールにも通う「ダブルスクール」生活を送った。

 小さいころから憧れていた客室乗務員という仕事に対して、より興味を持つきっかけになったのが、夏休みに体験した米国への短期留学だった。「付属校で友人もずっと同じで今も仲が良いのですが、海外でいろんな国の友達ができました」と、視野が広がったという。

 そしてJALに2004年4月に入社した田村さんが、初めて


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