エアライン — 2017年5月30日 23:02 JST

スターフライヤー、初代制服リサイクルしたCA人形 200体限定

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 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は、2016年12月まで着用していた初代制服をリサイクルした客室乗務員の人形を販売する。200体限定で、6月から8月まで応募を受け付ける。

スターフライヤーが限定販売する初代制服をリサイクルした客室乗務員の人形(同社提供)

初代制服を着用したスターフライヤーの客室乗務員=16年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 スターフライヤーは2006年3月16日就航。初代制服は、就航当初から2016年12月17日の会社設立記念日に現行の2代目制服に衣替えするまで、客室乗務員が着用した。デザインは森岡弘さんで、黒のパンツスーツに白いブラウス、白いスカーフと、黒を基調とする機体に合わせた。

 同社では初代制服を何かの形で残したいと考え、フィギュアなどを手掛けるオビツ製作所(東京・葛飾)に人形制作を依頼。約27センチの日本製ソフトビニール人形に着用させた。

 パンツスーツの上下だけではなく、ブラウスやスカーフも実際に着用していたものを使用。実際の制服と同じく肩とひざにはスターフライヤーのロゴをあしらっている。客室乗務員らしく、ストッキングをはき、ヒールのデザインにもこだわったという。

 可動部分にもこだわり、足は股関節だけではなくひざも動くようにした。髪型はシニヨンで、オビツでこの道50年の植毛職人が仕上げるという。

 販売数は200体で、1体5万円(税込)。6月1日から7月31日までに、スターフライヤーの運航便に搭乗すると応募できる。応募締切は8月6日。ウェブサイトか郵送で応募し、応募者多数の場合は抽選となる。応募締切後、8月31日までに代金の振り込み情報などを連絡するため、機内では販売しない。収益の一部は、福岡県水源の森基金へ寄付する。

*初代制服の写真特集はこちら

スターフライヤーが限定販売する初代制服をリサイクルした客室乗務員の人形(同社提供)

実物と同じく肩にあしらわれたスターフライヤーのロゴ(同社提供)

実物と同じくひざにあしらわれたスターフライヤーのロゴ(同社提供)

足はひざも動くようにしたスターフライヤーの初代制服をリサイクルした客室乗務員の人形(同社提供)

スターフライヤーが限定販売する初代制服をリサイクルした客室乗務員の人形(同社提供)

関連リンク
スターフライヤー キャビンアテンダント人形
オビツ製作所

初代制服
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