エアライン, ボーイング, 機体, 解説・コラム — 2016年11月28日 20:00 JST

機内Wi-Fiも全機対応 写真特集・JALスカイネクスト最終改修機JA345J(後編)

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 約2年半で全77機の改修を終えた、日本航空(JAL/JL、9201)の国内線新仕様機「JAL SKY NEXT(JALスカイネクスト)」。11月25日に就航したボーイング737-800型機(登録番号JA345J)が、改修最終号機となった。

JALスカイネクストへの改修最終号機となったJA345Jのコックピット=16年11月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JALスカイネクストへの改修最終号機となったJA345Jの機内=16年11月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 スカイネクストは、全クラスに本革シートを導入。上級席「クラスJ」は、既存シートの表面素材を布から本革に張り替え、クッションを新調することで新シートとした。一方、普通席は背もたれを従来と比べて薄くした新型シートに入れ替えた。

 座席数は2クラス165席で、クラスJが20席、普通席が145席。クラスJは左2席-右3席の1列5席、普通席は左右3席ずつの1列6席配列とした。新シートと共に機内照明をLED化し、無線LANによる機内インターネット接続サービス「スカイWi-Fi」を提供している。

 改修最終号機となったJA345Jの就航により、JAL本体が運航する国内線は、全機でスカイWi-Fiが使えるようになった。

 今回就航したJA345Jは、2012年6月7日に引き渡された機体。改修作業は那覇空港内にある、日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)の格納庫で改修した。

 本写真特集の前編に載せたクラスJや普通席の本革シートが並ぶ客室とは対象的に、今回の後編で取り上げるコックピットやギャレー(厨房設備)、ラバトリー(化粧室)には大きな変更はない。

 ギャレーは前後2カ所、ラバトリーは前方1カ所、後方2カ所の計3カ所。コックピットには液晶モニターが並び、かつての737にあった天測窓の場所はくぼみとなっている。

 JA345Jの改修後初便は、25日の那覇発羽田行きの臨時便JL996便。那覇を午前11時37分に出発し、定刻の午後1時45分に羽田へ到着した。後編ではコックピットなどのほか、出発から離陸までの様子も取り上げる。

*写真は46枚(コックピット→機体前方→機体後方→機体外観→初便出発)
*前編はこちら

コックピット

JA345Jの機長席=16年11月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JA345Jの副操縦士席=16年11月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire


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