エアライン, 企業, 官公庁 — 2016年6月10日 06:05 JST

JAL、「攻めのIT経営銘柄」初選出 経産省と東証が選定

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 日本航空(JAL/JL、9201)は6月9日、経済産業省と東京証券取引所が選定する2016年度の「攻めのIT経営銘柄」に選出されたと発表した。空運業ではJALが初選出となる。

攻めのIT経営銘柄に選出されたJAL=16年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 攻めのIT経営銘柄は、経営革新や収益水準・生産性の向上につながるITの活用に取り組む企業を、経産省と東証が選定。両者は投資家に対し、選定企業を「中長期の企業価値向上を重視する企業」として紹介する。選定は2015年度に続き、今回で2回目となる。

 JALは機内インターネット接続サービスの導入や、国際線と国内線で分かれていた座席予約管理業務を統合するなど、システムを刷新した点が評価された。

 2016年度の攻めのIT経営銘柄は、JALを含めて26社が選出された。運輸業では陸運の東日本旅客鉄道(JR東日本、9020)、海運の日本郵船(9101)が選出。JR東日本は2年連続での選出となった。

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日本航空
経済産業省
日本取引所グループ

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