エアライン — 2016年5月27日 10:33 JST

JAL、機内食に北海道メニュー 中国・香港・台湾線

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、中国・香港・台湾線のエコノミークラス機内食に、北海道をテーマにしたメニューを6月1日から導入する。

6月前半にJALが中国・香港・台湾線のエコノミークラスで提供する五島軒監修のあいがけカレー(JAL提供)

 北海道は訪日客にも人気の観光地で、JALは2015年12月に北海道と包括連携協定を結んでいる。機内食などを通じ、観光やグルメなど北海道ブランドを発信していく取り組みで、今回ののメニュー導入もその一環となる。

 第1弾は、北海道函館市の老舗洋食店五島軒監修の「あいがけカレー」。五島軒は1879(明治12)年に函館市で開業し、国内外の著名人に愛されてきたという。あいがけカレーに続き、オムライスやホワイトカレー、豚丼など、北海道各地のご当地メニューを提供していく。

 対象路線は、羽田と成田、関西を出発する中国・香港・台湾線のプレミアムエコノミークラスとエコノミークラス。9月1日からは、中部発の中国・台湾線も同じメニューに変更する。

 メインの料理は15日ごとに変更する。6月から8月はハーゲンダッツのアイスクリームも提供。9月からは、「白い恋人」で有名な石屋製菓や「マルセイバターサンド」の六花亭など、人気店の菓子を用意する。

 また、長距離国際線の欧州と米国、豪州路線では、モスバーガーを展開するモスフードサービス(8153)と共同開発した「エアモス野菜バーガー」を、6月からプレミアムエコノミーとエコノミーで提供する(関連記事)。

JALが中国・香港・台湾線のエコノミークラスで提供する帯広の豚丼(同社提供)

JALが中国・香港・台湾線のエコノミークラスで提供する五島軒監修のオムライス(JAL提供)

JALが中国・香港・台湾線のエコノミークラスで提供する北見の海鮮塩やきそば(同社提供)

JALが中国・香港・台湾線のエコノミークラスで提供する釧路ザンギの玉子そぼろ丼(JAL提供)

JALが中国・香港・台湾線のエコノミークラスで提供する根室のエスカロップ(同社提供)

JALが中国・香港・台湾線のエコノミークラスで提供する紋別のホワイトカレー(同社提供)

JALが中国・香港・台湾線のエコノミークラスで提供する五島軒監修の鶏肉ソテーのホワイトソースかけ(JAL提供)

関連リンク
日本航空
五島軒

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