エアライン — 2012年9月6日 15:25 JST

カンタス航空、エミレーツと提携へ 13年4月から

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 カンタス航空(QFA)は現地時間9月6日、エミレーツ航空(UAE)と提携を結んだと発表した。これまで17年におよぶブリティッシュ・エアウェイズ(BAW)との提携は2013年3月末で解消する。

エミレーツ航空と提携するカンタス航空=12年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 両社は10年契約で合意。当局の承認を前提に、13年4月からコードシェアや運賃設定、販売、運航計画、ラウンジの運用などで提携を進める。同時に、QFAの欧州便のハブをシンガポールからドバイへ移す。

 国際線事業の収益が悪化しているQFAは、提携合意によりシンガポール-フランクフルト線など不採算の長距離路線から撤退。また、ハブ移転に伴い、エアバスA380型機で運航するシドニーとメルボルン両都市からロンドンへの路線は、ドバイ経由で毎日運航する。

 QFAは8月23日に5年間の再建計画の一環として、ボーイング787型機の投入計画の見直しを発表。35機の787-9の発注を取り消し、50機のオプションと購入権を2年延期して2016年導入に遅らせる。

関連リンク
カンタス航空

カンタス航空、787-9を35機キャンセル 16年納入に延期

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post