エアライン, ボーイング, 機体 — 2016年1月27日 20:10 JST

キャセイパシフィック航空の新塗装機、747貨物機にも 香港に到着

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 キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は、旅客機に導入している新塗装を、貨物機にも導入する。現地時間1月19日には、新塗装を施したボーイング747-400F貨物型(登録番号B-LIA)が香港に到着した。

新塗装を施したキャセイパシフィック航空の747-400F(同社提供)

 747-400Fには中国・厦門(アモイ)にある「HAECO XIAMEN(ヘコ・シーメン、旧称TAECO、テコ)」で新塗装が施された。

 キャセイパシフィック航空は2014年10月、10年ぶりとなる新ロゴマークを発表。1994年から使用していたロゴにはオレンジのラインが入っていたが、ダークグリーンによる文字とロゴマークのみの、シンプルなデザインを採用した。

 新塗装では機首にロゴの「ブラッシュウイング(brushwing)」が描かれ、前部胴体に社名を大きく記した。ダークグリーンの垂直尾翼には、白いブラッシュウイングをあしらった。垂直尾翼周辺は色が濃くなっており、ラダー(方向舵)部分はグラデーションになっている。

 新塗装機は新ブランドコンセプト導入の一環で、2015年11月1日に香港でお披露目された。新塗装初号機となったのはボーイング777-300ER型機(登録番号B-KPM)で、香港発羽田行きCX548便で運航を開始。日本時間11月2日、羽田に到着した。

 今後5年間で約150機を新塗装に切り替える。2016年初旬に初号機を受領予定のエアバスA350 XWBは、新塗装でお目見えする。

747-400Fの垂直尾翼に描かれたブラッシュウイング(キャセイパシフィック航空提供)

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