エアライン — 2016年1月19日 14:45 JST

ジェットスター・ジャパン、マニラ3月就航 成田と関空、中部から

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 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は1月19日、マニラへの乗り入れを3月から順次開始すると発表した。成田と関西、中部(セントレア)の3路線を開設する。国内のLCCがマニラに乗り入れるのは初めて。

3路線ともマニラ発着は未明

3月からマニラに就航するジェットスター・ジャパン=15年11月27日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 成田-マニラ線は3月15日から運航する。当初、週3往復で開設し、段階的に増発。最大で1日1往復のデイリーとする。運航スケジュールは時期により異なる。3月15日の運航開始当初は、成田発のGK41便は午後8時5分に出発し、マニラには翌日午前0時5分に到着する。GK40便は、マニラを午前1時5分に出発し、成田には午前6時15分に到着する。

 中部-マニラ線は4月1日に開設。5月のゴールデンウィーク明けまでは1日1往復のデイリーとし、以降は週4往復を運航し、6月にデイリーに戻す。中部発のGK95便は午後8時30分に出発し、マニラには午後11時35分に到着する。GK94便はマニラを午前1時5分に出発し、中部には午前5時55分に到着する。

 関西-マニラ線は4月7日に開設。ゴールデンウィークに突入する4月28日までは週4往復で運航し、以降、5月中は週2往復で運航。6月から週4往復に戻す。関空発のGK81便は、午後8時30分に出発し、午後11時35分にマニラに到着する。GK80便はマニラを午前0時35分に出発し、関空には午前5時30分に到着する。

 関空からは、グループ会社でシンガポールに拠点を置くジェットスター・アジア航空(JSA/3K)が週4往復運航している。

マニラ線は各地から複数社が運航

 成田からのマニラ便は、日本航空(JAL/JL、9201)とフィリピン航空(PAL/PR)が1日2往復ずつ、全日本空輸(ANA/NH)とデルタ航空(DAL/DL)、LCCのセブパシフィック航空(CEB/5J)が1日1往復ずつ運航している。

 中部からはフィリピン航空が1日1往復、セブパシフィック航空が週4往復を運航。関空からはジェットスター・アジア航空のほか、フィリピン航空が1日1往復、セブパシフィック航空が週5往復を運航している。

 ジェットスター・ジャパンは2015年10月、豪ジェットスター航空(JST/JQ)とジェットスター・アジア航空との3社航空協定について、国土交通大臣から認可を受けた。対象路線は日本-台湾路線と、日本-フィリピン路線で、グループ内の重複路線に適用する。

 認可を受けた際、ジェットスター・ジャパンは両国に乗り入れておらず、「どちらも就航予定の候補」としていた。その後、2015年11月から台北(桃園)への乗り入れを開始した。

各空港発着の初便運航スケジュール
成田-マニラ(3月15日)
GK41 成田(20:05)→マニラ(翌日00:05)
GK40 マニラ(01:05)→成田(06:15)

中部-マニラ(4月1日)
GK95 中部(20:30)→マニラ(23:35)
GK94 マニラ(翌日01:05)→中部(05:55)

関西-マニラ(4月7日)
GK81 関西(20:30)→マニラ(23:35)
GK80 マニラ(翌日00:35)→関西(05:30)

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