エアライン, 機体 — 2016年1月4日 18:05 JST

ボンバルディア、Q400貨物拡張型ローンチ 琉球エアコミューターが初号機受領

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 ボンバルディアは、琉球エアコミューター(RAC)にQ400型機の貨物室を拡張した「Q400カーゴ・コンビ」の初号機を、現地時間2015年12月31日に引き渡した。RACはQ400カーゴ・コンビのローンチカスタマーの1社となる。

引き渡しの記念式典に参加するRACの伊礼恭社長(左、ボンバルディア提供)

 RACは現在、Q100(39席)を4機、Q300(50席)を1機保有。これら5機をQ400カーゴ・コンビに置き換える。カタログ価格で総額1億6800万ドル(約199億5800万円)。国や沖縄県からの「航空機等購入費補助金」を活用し、2017年度末までに5機を更新する。

 Q400カーゴ・コンビの貨物室は23.4立方メートルで、Q300の9.1立方メートル、Q100の8.5立方メートルと比較して、約2.5倍広くなった。貨物は4082キロまで搭載できる。座席数は、シートピッチが32インチ(約81.28センチ)の場合は50席、29インチの場合は58席を設定できる。

 RACはQ400カーゴ・コンビの導入を、2014年7月に英国で開催されたファンボロー航空ショーで決定していた。

Q400カーゴ・コンビ初号機を受領したRACの伊礼社長(中央、ボンバルディア提供)

貨物室を拡張したRACの「Q400カーゴ・コンビ」(ボンバルディア提供)

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