エアライン, 空港 — 2015年12月4日 22:00 JST

ペッパーと青いサンタ、ANAの手荷物預け機PR

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 全日本空輸(ANA/NH)が7月から羽田空港に導入を始めた自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop サービス(ABD)」が、12月4日から本格稼働した。ANAはこの日からクリスマスに向けたイベントを開始。ABDをピーアールする人型ロボット「ペッパー」も、ANAのコーポレートカラーである青色のサンタクロース帽をかぶり、青いコートを着た空港旅客係員(グランドスタッフ)とともに、利用を呼びかけている。

羽田第2ターミナルでANAの自動手荷物預け機「ABD」をPRする人型ロボット「ペッパー」に興味を示す子供=12月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAは7月から羽田第2ターミナルにABDを順次導入。当初は5台だったが、12月4日から全39台が稼働している。ABDの本格稼働に合わせ、4日からクリスマスシーズンのイベント「HAPPY HOLIDAYS from ANA(ハッピーホリデイズ フロム ANA)」をスタートさせた。青いコートに身を包んだグランドスタッフが、主にABDを設置したカウンター前で出迎えている。

 “青いサンタクロース”は、ABDの使い方を利用者に説明し、ANAのロゴが入ったイヤホンと特製シールを配った。イヤホンは先着順でABDの利用者にプレゼントしており、なくなり次第終了する。

 青いコートを着た加藤香具弥(かぐや)さんと今西唯さんは、入社1年目。最初は恥ずかしかったという加藤さんは、普段はカウンター越しに利用者と接するため、自分から声を掛けて困っていることを聞き出すよう、心掛けているという。

 従来からあるカウンターでは、加藤さんたちグランドスタッフが手荷物を預かる。一方、ABDが設置されたカウンター前では、使い方を利用者に説明し、操作を手助けしている。「空港の仕事を体験出来ると、バゲージタグを手荷物に付けることを楽しんでいる方もいる」と加藤さんは話す。

 今西さんは「子供は自分でタグを付けたがる」と、好奇心旺盛な子供がタグを付けて喜んでいるという。青いサンタになった今西さんは、普段よりも子供たちと接しやすかったことを喜んでいた。

 そして、青いサンタ帽をかぶったペッパーにも、子供たちは興味深げに近づいていた。

 グランドスタッフが青いコートを着用するのは、25日まで。ANAでは、23日から25日まで、羽田第2ターミナルでクリスマスイベントを開くという。

羽田第2ターミナルで自動手荷物預け機「ABD」を紹介するANAの空港旅客係員の今西さん(左)と加藤さん=12月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

多くの人が行き交う羽田第2ターミナルでANAの自動手荷物預け機「ABD」をPRする人型ロボット「ペッパー」に興味を示す子供=12月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

航空券を手にした人が行き交う中、ANAの自動手荷物預け機「ABD」をPRする人型ロボット「ペッパー」に興味を示す子供=12月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田第2ターミナルで自動手荷物預け機「ABD」の利用者にANAのロゴ入りイヤホンが入ったプレゼントを手渡す空港旅客係員の今西さん=12月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田第2ターミナルで自動手荷物預け機「ABD」の操作を手助けする空港旅客係員の加藤さん=12月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ABDが設置されたカウンター前でANAのロゴ入りイヤホンが入ったプレゼントを手にする空港旅客係員の今西さん(左)と加藤さん=12月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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