琉球エアコミューター(RAC)は9月30日、現行機の後継機材にボンバルディアQ400型機の貨物室を拡張した「Q400カーゴ・コンビ」を導入すると発表した。2015年12月に初号機を受領し、2016年4月から定期路線に導入する。RACはQ400カーゴ・コンビのローンチカスタマーの1社となる。
RACは現在、Q100(39席)を4機、Q300(50席)を1機保有。これら5機をQ400カーゴ・コンビに置き換える。カタログ価格で総額1億6800万ドル(約201億9700万円)。国や沖縄県からの「航空機等購入費補助金」を活用し、2017年度末までに5機を更新する。
Q400カーゴ・コンビは50席を設定。貨物室は23.4立方メートルで、Q300の9.1立方メートル、Q100の8.5立方メートルと比較して、約2.5倍広くなった。
RACはQ400カーゴ・コンビの導入を、2014年7月に英国で開催されたファンボロー航空ショーで決定していた。
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