エアライン — 2012年8月6日 20:29 JST

全日空、羽田の地上支援業務を新会社ANAエアポートサービスに統合

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 全日本空輸(ANA)は8月6日、運航支援や旅客ハンドリングなど空港ハンドリング業務全般を行う子会社ANAエアポートサービス(ANAAS)を設立したと発表した。出資比率はANAが80%、残り20%は現在羽田空港で地上支援業務(グランドハンドリング)を手がけるANAエアポートハンドリング(AAH)が出資。2013年4月に営業を開始し、14年4月にAAHと経営統合する。

運営体制変更スキーム(ANAの資料から)

 13年4月の段階でANAの東京空港支店が現在行っている旅客ハンドリング業務と運航支援業務をAASへ移管。14年4月にAAHと経営統合し、羽田空港の空港業務を一元化してコスト削減を進める。

 AASの社長にはANAの執行役員でオペレーション統括本部副本部長 兼 東京空港支店長の加藤勝也氏が就任した。

ANAエアポートサービスの概要
商号:ANAエアポートサービス株式会社(略称:ANAAS)
(英文名)ANA AIRPORT SERVICES co.,Ltd
代表者:代表取締役社長 加藤 勝也
(全日本空輸 執行役員 オペレーション統括本部副本部長 兼 東京空港支店長)
本店所在地:東京都大田区羽田空港
設立日:2012年8月1日
資本金:1,000万円
出資比率:全日本空輸 80%、ANAエアポートハンドリング 20%
主な事業内容:旅客ハンドリング業務、運航支援業務

関連リンク
全日本空輸
ANAエアポートハンドリング