エアライン, ボーイング, 機体 — 2015年7月8日 12:30 JST

エールフランス航空、新ファースト本格導入 羽田便週7往復

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 エールフランス航空(AFR/AF)は7月7日、パリ-羽田線に新ファーストクラス「ラ・プルミエール」を本格導入した。週11往復する同路線のうち、夜に出発するAF274/293便に設定する。

個室感を重視したエールフランス航空の新ファーストクラス「ラ・プルミエール」のモックアップ=15年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ラ・プルミエールはボーイング777-300ER型機に導入。座席数を従来の8席から4席に減らし、完全な個室空間として利用できるようにした。

 ベッドは長さ201センチ、幅77センチ。座面は57センチ。革や織布、スエードを使用した内装は、デザインをデザインコンサルティング会社の英プリーストマングードとブランデイマージュ、製造をB/Eエアロスペース社が手がけた。スクリーンは24インチでタッチパネル式。スイート全体の長さは2.3メートル、1席あたりの広さは3平方メートルとなる。

 AF274便はパリを午後11時20分に出発し。羽田には翌日午後6時20分に到着する。AF293便は羽田を午後10時55分に出発、パリ着は翌日午前4時30分。

 ラ・プルミエールは、同路線には5月13日から週2往復で導入開始。7月からは1日1往復に増加させた。羽田便のほか、ニューヨークとドバイ、ジャカルタ、シンガポールの各路線に導入している。

ラ・プルミエール導入便の運航スケジュール
AF274 パリ(23:20)→羽田(翌日18:20)運航日:毎日
AF293 羽田(22:55)→パリ(翌日04:30)運航日:毎日

エールフランス航空の新ファーストクラス「ラ・プルミエール」(同社提供)

完全な個室空間として利用できるようにした「ラ・プルミエール」(エールフランス提供)

スクリーンは24インチのタッチパネル式を採用(エールフランス提供)

関連リンク
ラ・プルミエール(エールフランス航空)

エールフランス航空、羽田便に新ファーストクラス(15年3月12日)
エールフランス航空、ファーストクラス一新 9月導入(14年5月22日)

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