エアバス, エアライン, 機体 — 2015年6月10日 13:15 JST

チュニスエア、A330受領 同社向け初号機

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 エアバスは現地時間6月9日、チュニジアのチュニスエア(TAR/TU)に同社向け初号機となるA330-200型機を引き渡したと発表した。仏トゥールーズを出発した同機は同日夕方、チュニスに到着した。

チュニスエアのA330-200初号機=15年5月 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus

 TARのA330-200はビジネス24席、エコノミー242席の計266席。無線LAN(Wi-Fi)による機内インターネット接続サービスも設定した。

 同社はチュニジアの国営航空会社で、1948年10月設立。現在は同国の首都、チュニスを拠点に、アルジェ(アルジェリア)やトリポリ(リビア)、カサブランカ(モロッコ)などの北アフリカ、ダカール(セネガル)やヌアクショット(モーリタニア)などの西アフリカ、ドバイやクウェート、ベイルート(レバノン)などの中東に乗り入れている。欧州はパリやマルセイユ、トゥールーズ、ベオグラード、モスクワ、マンチェスター、リスボンなどに運航している。

 保有機材は、A320が16機、A319が4機、A300-600が3機、ボーイング737-500型機が2機、737-600が7機。

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