空港 — 2015年4月30日 20:39 JST

成田空港、“爆買い”で商業施設の売上増 夏目社長「1000億円目指す」

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 成田国際空港会社(NAA)の夏目誠社長は4月30日、2015年3月期通期決算について、テナントを含めた商業施設の売上高が前期を14.9%上回る970億円前後になるとの見通しを示した。

爆買い効果で商業施設の売上高が増加した成田空港=14年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 夏目社長は「リテール部門の努力以上に、中華圏からの訪日客による“爆買い”が功を奏した」と分析。2016年3月期については、「1000億円の大台を超える目標が持てるのではないか」と語った。

 一方で、着陸料など航空系収入については、LCCの乗り入れ増加など「機材の小型化が急テンポで進んでいる」と述べた。成田空港の2014年度の総発着回数は前期比1%増の22万8220回で、内訳は国際線が前年並みの17万7627回、国内線が5%増の5万593回となっている。

 発着回数は若干増えたものの、機材が小さい国内線の増加であったことから、「着陸料収入は減収になるだろう」と語った。

 「非航空系で稼いで補う傾向が当分続くのではないか。構造的にリテール部門に力を入れていかなければならない」と述べ、免税店や飲食店など商業施設の売上増を図る考えを示した。

 NAAは2014年4-9月期(中間期)連結決算で、開港以来初めてリテール事業など非航空系売上が、着陸料など航空系を上回った。2015年3月期通期決算は、5月15日に発表する予定。

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