エアバス, エアライン, 機体 — 2015年2月19日 20:03 JST

アルキア、A330-900neoを4機発注へ

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 エアバスは現地時間2月18日、アルキア・イスラエル・エアラインズ(AIZ/IZ)とA330-900neoを最大4機発注する覚書(MoU)を締結したと発表した。イスラエル国内でエアバスのワイドボディー(双通路)機を運航するのはAIZが初めて。

アルキア・イスラエル・エアラインズのA330-900neo(エアバス提供)

 A330neoは、ファンボロー航空ショーで発表されたA330-800neoとA330-900neoの2機種からなるA330の派生型。初号機の引き渡しは2017年10月-12月期(第4四半期)の予定で、ロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000を搭載する。

 空力性能を強化するとともに、客室装備も改良。座席あたりの燃費を14%削減し、航続距離も最大400海里(740.8キロ)延びる見込み。メーカー標準座席数は、A330-800neoが246-252席、A330-900neoが300-310席。

 AIZは2012年に英国で開催されたファンボロー航空ショーでA321neoを4機発注。相互乗員資格(Cross Crew Qualification、CCQ)でA330neoへの以降訓練時間を短縮できる。

 現在、ボーイング757-300型機を2機、エンブラエル190型機と195型機を1機ずつ、ATR 72を5機保有。A321neoを4機のほか、787を4機発注。2017年に受領する見込み。

 AIZは1949年設立。翌年から運航を開始した。現在はイスラエル国内のほか、英国やイタリア、スペインなどの欧州、ヨルダンやアルメニア、グルジア、トルコなど近隣諸国にも運航している。

関連リンク
Airbus
エアバス・ジャパン
Arkia Israeli Airlines

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