企業, 空港 — 2014年7月18日 12:30 JST

イセタン羽田ストア、1タミにレディス店開業

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 羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)は7月18日、第1ターミナルの制限エリア内に三越伊勢丹ホールディングス(3099)と共同で「イセタン 羽田 ストア(レディス)ターミナル1」をオープンした。

開店したイセタン 羽田 ストア(レディス)ターミナル1=7月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 同店は第1ターミナルの2階出発ゲートラウンジ、10番搭乗口付近に出店。制限エリア内のため、搭乗客のみ利用できる。

 営業面積は約600平方メートルで、エリアを4つに区分。日用品や旅行カバンを取り扱う「ウイークエンド」、カジュアルウェアやサンダル、美容製品などを取り扱う「バカンス」、注目商品や旅行雑貨を取り扱う「トレンド」、カフェにネイルサロンを併設した「カフェ&リラックス」の4つで、女性向けの商品を提供する。

握手を交わす大西社長(左)と鷹城社長=7月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 開店前のセレモニーで、日本空港ビルデングの鷹城勲社長は、「空港の環境は2020年の東京五輪を控え、日々変化している。国内外の利用客から愛される空港づくりをする必要がある。伊勢丹との店舗はもっと増やしていきたい」と、さらなる開業への構想を明らかにした。

 三越伊勢丹HDの大西洋社長は「1号店を運営して、空港にあるから用途を旅行に絞る、ということではなく、用途を広げてもいいことが分かった。旅行や出張で立ち寄るのではなく、来店を目的に空港に来てもらいたい」と、品ぞろえやコンセプトに自信をのぞかせた。

 その後、従業員たちがサプライズでダンスを披露。それぞれのショップの制服のまま約5分間踊り続けた。踊りの輪の中には、大西社長も加わり、開業を祝った。

 従業員のひとりは「企画から1カ月くらいで完成させた。通常の業務が終わってから練習した。みんなバラバラの勤務体系なので、全体を通しての練習はこの日の朝1回のみ。上手くできてよかった」と話していた。

 同店は羽田空港内にオープンした3店舗目のイセタンで、2012年4月、国内線第1ターミナル2階の出発ゲートラウンジにオープンした「イセタン 羽田 ストア」(総面積約850平方メートル)、2014年6月13日に第2ターミナルの2階出発ゲートラウンジにオープンした「イセタン 羽田 ストア(メンズ)ターミナル2」(約440平方メートル)に次ぐもの。営業時間はカフェ&リラックスが午前7時から、それ以外は午前8時から午後8時まで。

サプライズでダンスを披露する店舗スタッフ=7月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

ダンスには大西社長(中央)も参加=7月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

店舗で取り扱う商品は、旅行に特化したものだけではない=7月18日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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羽田空港国内線旅客ターミナル

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