エアバス, 機体 — 2014年6月20日 07:55 JST

エアバス、A350の高温試験 アラブで

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 エアバスは現地時間6月18日、A350 XWBの試験機(MSN3)を用いて、アラブ首長国連邦のアル・アインで高温試験を実施したと発表した。

アル・アインで高温試験を実施するA350=14年6月 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus

 試験は40℃以上の条件下で実施。飛行中や駐機中の熱浸透度合いなど、エンジンや航空機システムの挙動を確認した。総試験時間は460回のフライトで2000時間を超える。

 A350 XWBシリーズは3機種で構成、座席数はメーカー標準の3クラス仕様でA350-800が270席、A350-900が314席、A350-1000は350席。2014年5月現在、39の顧客から812機を受注している。

 A350の量産初号機は、今年第4四半期にカタール航空(QTR/QR)へ引き渡される予定。日本では、日本航空(JAL/JL、9201)がボーイング777型機の後継機として、A350-900とA350-1000を合わせて最大56機導入する。

アル・アインで高温試験を実施するA350=14年6月 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus

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