台湾のスターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は3月11日、アーティストの空山基(そらやま・はじめ)氏とコラボレーションした2機の特別塗装機「AIRSORAYAMA」について、1機目となるエアバスA350-1000型機の3号機(登録記号B-58553)が、仏トゥールーズのエアバス本社工場で塗装工程を終えたと発表した。2機とも7-9月期(26年第3四半期)に就航を予定している。

トゥールーズで塗装が完了したスターラックス航空のA350-1000「AIRSORAYAMA シルバー」(同社提供)
AIRSORAYAMAは、今年1月27日に発表した特別塗装機プロジェクトで、2機のA350-1000を使ったアート機として展開する。3号機を「STARLUX AIRSORAYAMA シルバー」、4号機(B-58554)を「STARLUX AIRSORAYAMA ゴールド」と命名。空山氏を象徴するメタリックシルバーとメタリックゴールドを大胆に用い、機体下部には代表作「SORAYAMA Shark」を想起させる流線的なラインを配し、翼端にはメタリックなグラデーションも施した。
プロジェクトには約3年の準備期間を要した。A350-1000は炭素繊維を使った機体で、鏡面のような塗装表現は技術的に難しいとされるが、スターラックスはエアバスと塗料メーカーのマンキエヴィッツと共同で「高濃度特殊マイカ」を使った多層塗布工法を開発。航空機に求められる規制や安全性を満たしながら、液体金属のような質感を再現したという。

メタリック塗装を施すスターラックス航空のA350-1000特別塗装機「STARLUX AIRSORAYAMA シルバー」(奥)と「ゴールド」=26年1月27日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
空山氏は、航空を象徴する「AIR」と自身の姓「SORAYAMA」を組み合わせたロゴ「AIRSORAYAMA」も制作。キービジュアルは空山氏自らが手描きでディレクションし、代表作のロボットとAIRSORAYAMA機を融合させた。
特別塗装機の世界観は、機上備品や機内安全ビデオ、各種コラボレーションアイテムにも展開する。

トゥールーズで塗装が完了したスターラックス航空のA350-1000「AIRSORAYAMA シルバー」(同社提供)

トゥールーズで塗装が完了したスターラックス航空のA350-1000「AIRSORAYAMA シルバー」(同社提供)

トゥールーズで塗装が完了したスターラックス航空のA350-1000「AIRSORAYAMA シルバー」(同社提供)

トゥールーズで塗装が完了したスターラックス航空のA350-1000「AIRSORAYAMA シルバー」(同社提供)

トゥールーズで塗装が完了したスターラックス航空のA350-1000「AIRSORAYAMA シルバー」(同社提供)
関連リンク
スターラックス航空
・銀・金メタリック塗装A350-1000 スターラックス航空、空山基氏とコラボ(26年1月27日)
・スターラックスのA350-1000、2/10就航 初便は成田(26年1月20日)
