ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)の2025年11月利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比16.4%増の77万3320人だった。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は5.6%増の50億6812万6000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は14.5%増の44億172万7000旅客キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は6.8ポイント上昇し86.9%だった。

25年11月の利用率が国際線86.9%、国内線84.5%だったANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
一方、国内線は旅客数が前年同月比3.2%増の358万2007人、ASKは1.4%減の34億4190万1000座席キロ、RPKは4.9%増の29億839万旅客キロ、搭乗率は5.1ポイント上昇し84.5%となった。
―記事の概要―
・国際線
・国内線
・貨物郵便
・運航状況
国際線
国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは欧州方面の88.6%(前年同月比3.7ポイント上昇)で、低かったのは北米方面/ホノルルの84.6%(7.6ポイント上昇)だった。
旅客数は3方面すべてで前年を上回った。このうち増加率が最も高かった欧州方面は27.1%増の7万8769人。最も低かった北米方面/ホノルルは、13.2%増の21万2235人だった。
国内線
国内線のうち、羽田発着の幹線4路線の搭乗率は、那覇線の88.7%(3.7ポイント上昇)が最も高く、最低値は伊丹線の83.6%(6.1ポイント上昇)だった。
旅客数は伊丹線を除く3方面で前年を上回った。このうち増加率が最も高かったのは札幌(新千歳)線で、16.9%増の35万6571人。唯一の前年割れとなった伊丹線は、6.2%減の22万5499人だった。
貨物郵便
貨物・郵便の輸送実績は、国際は貨物が5万6322.3トン(4.5%増)、郵便が829.7トン(20.3%減)。国内は貨物が2万502.7トン(3.1%減)、郵便が1141.3トン(32.6%減)だった。
運航状況
運航状況は、国際線が運航率99.9%(前年同月は99.1%)、定時到着率87.9%(88.0%)。国内線は運航率99.0%(99.2%)、定時到着率79.4%(77.7%)だった。
関連リンク
全日本空輸
・JAL、国際線67万人 利用率86.9%=11月実績(25年12月27日)
・ANA、国際線77万人 利用率86.2%=10月実績(25年12月11日)
