12月8日午後11時15分ごろ、青森県東方沖を震源とする地震が発生し、震度6強を青森県八戸市で記録した。日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)によると、9日午前の時点でこの地震による運航の影響はなく、県内の青森空港や三沢空港の発着便は始発から通常通り運航している。

青森県東方沖の地震から一夜明けた9日の空の便は通常通り=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
一方、東北新幹線は盛岡駅と新青森駅間の上下線で9日の始発から運転を見合わせている。JR東日本によると、午後3時ごろの運転再開を見込んでいるという。
気象庁は9日、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表。北海道の根室沖から東北地方の三陸沖の巨大地震の想定震源域やその周辺で、マグニチュード7.0以上の地震が発生し、大規模地震が発生する可能性が平常時よりも相対的に高まっている際に発表される情報で、後発地震の発生時期や場所・規模などを予測するものではなく、注意を呼びかけるもの。2022年12月から運用が始まり、初めて発表された。
総務省によると、9日午前5時30分の時点で、固定電話と携帯電話の各社から被害情報はないという。
関連リンク
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」について(気象庁)
日本航空
全日本空輸
