エアバス, エアライン, 機体 — 2025年11月24日 23:22 JST

エティハド航空、成田に超豪華A380　バスルーム付き「レジデンス」26年6月から

　エティハド航空（ETD/EY）は現地時間11月24日、総2階建ての超大型機エアバスA380型機を成田空港へ就航させると発表した。夏季需要の高まりに合わせ、2026年6月16日からアブダビ－成田線に投入する。超豪華席「ザ・レジデンス」を備える。

エティハド航空のA380＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　週7往復（1日1往復）のデイリー運航で、運航スケジュールは成田行きEY800便がアブダビを午後9時25分に出発し、翌日午後0時45分着。アブダビ行きEY801便は午後6時に成田を出発して、翌日午前0時20分に到着する。

　座席数は4クラス486席で、レジデンス2席、ファースト9席、ビジネス70席、エコノミー405席。アッパーデッキ（2階席）に展開するレジデンスは、リビングルームとバスルーム、ダブルベッドを完備する超豪華仕様で、ファーストクラスもドア付きの個室タイプとなる。

　現在のA380投入路線は、ロンドン、パリ、トロント、シンガポールの4都市。エティハド航空によると、日本への渡航需要が非常に強く、A380であれば応じることができるとしている。

　エティハド航空はA380を2014年12月に初受領し、10機導入。現在は6機運航している。

エティハド航空のレジデンスのベッドルーム（同社提供）

エティハド航空のレジデンス（同社提供）

エティハド航空のレジデンスのバスルーム（同社提供）

運航スケジュール
EY800 アブダビ（21:25）→成田（翌日12:45）
EY801 成田（18:00）→アブダビ（翌日00:20）