エアライン, 官公庁 — 2025年11月17日 13:40 JST

スターフライヤー、定時出発・到着率2冠 国交省24年度調査

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 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は11月17日、国土交通省が公表した特定本邦航空運送事業者10社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」で、2024年度の定時運航率が1位になったと発表した。国交省は同年度から定時運航率を出発と到着の2つに分けており、スターフライヤーは出発・到着いずれも1位を獲得し、2冠を達成した。

国交省の24年度調査で定時運航2冠となったスターフライヤー=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 定時出発・到着率は、予定時刻から15分以内に出発・到着した便数が全体に占める割合。スターフライヤーの定時出発率は92.67%、定時到着率は90.39%だった。

 定時出発率の2位はスカイマーク(SKY/BC、9204)の91.57%で、3位はソラシドエア(SNJ/6J)の86.98%だった。大手2社は日本航空(JAL/JL、9201)が83.70%で8位、全日本空輸(ANA/NH)は82.73%で9位。最下位はジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の78.15%だった。10社平均の定時出発率は84.33%だった。

 定時到着率は2位がスカイマークで88.07%、3位はソラシドの87.27%となった。JALは79.69%で8位、ANAは78.15%で最下位。10社平均では80.89%だった。

 特定本邦航空運送事業者は、客席数が100席または最大離陸重量が50トンを超える航空機を使用して行う航空運送事業を経営する日本国内の航空会社を指す。国交省の「航空輸送サービスに係る情報公開」は「定時運航率」「遅延率」「欠航率」などを調査。定時運航率はこれまでは出発のみが対象だったが、2024年度からは利用者の利便性に直結する到着にも広げた。

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