仙台空港で「仙台空港祭2025」が10月11日に開かれる。「空の日」にあわせて毎年実施している催しで、今年は空港や飛行機を身近に感じられる企画を用意し、ステージイベントの一部は4日に先行開催する。

空の日イベント「仙台空港祭2025」
会場は旅客ターミナルビルを中心とした空港内で、空港関係機関など36機関が参加し、主催は仙台空港を運営する仙台国際空港会社と国土交通省東京航空局仙台空港事務所、仙台空港鉄道の3者。10月3日に就航するスターフライヤー(SFJ/7G、9206)が、制服試着体験やグッズを販売する。
また、探知犬デモンストレーションなどのステージショーを開催。空港車両の展示や地元グルメのコーナーも設ける。
開催に先立ち、3種類の事前募集型イベントが企画。10月4日には、仙台空港を運営する仙台国際空港会社が主催する「仙台空港早朝ランウェイウォーク2025」を実施。小学生以上を対象に60人を募集し、午前4時から6時30分まで滑走路を歩く。応募締切は9月15日。申込は空港のウェブサイトから。
当日の空港では、国土交通省東京航空局仙台空港事務所が主催する「管制教室・管制塔見学会」が開かれる。午前の部は小学4年生以上中学生以下とその保護者、午後の部は高校1年生から大学4年生まで(専門学校生、大学院生を含む)を対象とし、各回10組20人程度を募集する。応募締切は同じく9月15日で、申込は空港のウェブサイトから。
また、スターフライヤーによる機内見学会も10月11日に開催される予定で、飛行機好きの参加者約60人を募集する。時間は午後0時30分から2時までを予定し、集合時刻などの詳細は当選者に後日伝える。応募締切は9月21日で、申込は空港のウェブサイトから。
シャトルバスまたは仙台空港アクセス鉄道を利用して来場した人を対象に、「あいことば探し」イベントも開催。館内に隠されたキーワードをすべて集めると、空港祭限定の航空機アクリルキーホルダー15種類が入ったカプセルトイに挑戦できる。
あたりが出ると、スターフライヤー(SFJ/7G、9206)やフジドリームエアラインズ(FDA/JH)の航空券や、航空会社各社のオリジナルグッズが贈られる。グッズは日本航空(JAL/JL、9201)、アイベックスエアラインズ(IBEX、IBX/FW)、エア・ドゥ(ADO/HD)、台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)グループLCCのタイガーエア台湾(TTW/IT)、中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)などが提供する。
空の日の起源は、政府が1940(昭和15)年に制定した「航空日」にあり、第1回は同年9月28日、翌1941(昭和16)年に航空関係省庁間協議で9月20日となった。民間航空再開40周年にあたる1992(平成4)年に、より親しみやすいネーミングとして現在の「空の日」に改められた。この時に9月20日から30日までを「空の旬間」と定め、前後に各地で航空関連のイベントが開かれている。
関連リンク
仙台空港祭2025
事前募集イベントの申し込み(仙台空港)
・スターフライヤー、仙台-福岡10/3就航 初の東北定期便、冬ダイヤから1日2往復に(25年7月22日)
