七夕の7月7日、日本航空(JAL/JL、9201)は羽田空港第1ターミナルで七夕イベントを開いた。パイロットや客室乗務員、グランドスタッフ(地上旅客係員)、整備士、グランドハンドリング係員が制服や浴衣姿で出迎え、利用客が願いごとをしたためた短冊を笹に飾り付けた。

羽田空港でJALのグランドスタッフと短冊を飾り付ける園児=25年7月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
短冊には、「CAになりたい」「雨女卒業できますように」「仕事が成就しますように」と、さまざまな願いごとが書かれた。これまでは浴衣姿のグランドスタッフのみの参加だったが、今年は空港で働く各部門の社員が集まった。
また、空港内にある保育園「アンジュ保育園」の園児が浴衣を着て訪れ、合唱を披露。「笹の葉さらさら」で始まる『たなばたさま』、『きらきらぼし』、『アイスクリームのうた』の3曲を歌い、利用客や園児の保護者とみられる人たちが聞き入っていた。
願いごとが書かれた短冊は国内56、海外の一部空港から集められ、仙台の大崎八幡宮へ8月に奉納される。JALによると、昨年は約2万3000枚が奉納されたという。
JALは七夕イベントを1982年から始め、今年で43回目。当初は空港ごとのイベントだったが、2011年から正式に全国展開し、JALグループが就航する国内空港と一部の海外空港で開催している。2020年から2022年までの3年間は、新型コロナの影響でカウンターに笹や短冊を用意するのみにとどめ、2023年から従来のイベントを再開した。

羽田空港でJALが開いた七夕イベントに参加したアンジュ保育園の園児とJAL社員ら=25年7月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港で合唱を披露するアンジュ保育園の園児=25年7月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港でJALのパイロットと短冊を飾り付ける園児=25年7月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港で園児と話すJALのパイロット=25年7月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

「CAになりたい」と願い事が書かれた七夕の短冊=25年7月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

「雨女卒業できますように」と願い事が書かれた七夕の短冊=25年7月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

願い事が書かれた七夕の短冊=25年7月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港でJALが開いた七夕イベントに参加したパイロットや客室乗務員、グランドスタッフ、整備士、グランドハンドリング係員=25年7月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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日本航空
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