ピーチ、関空国内線グランドスタッフ自社化　“1期生”は40人

　ピーチ・アビエーション（APJ/MM）は7月1日、関西空港のグランドスタッフ（地上旅客係員）などの「旅客ハンドリング業務」を自社体制へ変更した。自社化したのは関空の国内線のみで、約40人の“1期生”がピーチのグランドスタッフとして、真新しい制服に身を包んだ。

関空で国内線の乗客を応対するピーチのグランドスタッフ（同社提供）

　グランドスタッフが着用する制服は、グレーを基調にデザイン。シワになりにくい素材を取り入れ、空港での業務を考慮し、シャツには通気性と耐久性の高い素材を採用した。女性は客室乗務員も使用しているスカーフをポイントとして首に着用し、スカートとパンツの2種類を採用。男性はブランドカラーのチーフをジャケットの胸元に取り入れた。

　ピーチが拠点とする関空のグランドスタッフは、これまで全日本空輸（ANA/NH）に業務を委託。1期生は2月以降に順次入社し、研修後にグランドスタッフとして独り立ちした。業務内容は関空国内線での旅客ハンドリング業務で、カウンターでのチェックインや手荷物預かり、ゲートでの搭乗案内業務、旅客ハンドリングの責任者業務（インチャージ）などを担当する。また適性に応じて、旅客ハンドリングの教育や訓練、空港所の運営業務全般なども担う。

　同社によると、来年度以降も採用を計画しているという。

関空で国内線の乗客の搭乗手続きをするピーチのグランドスタッフ（同社提供）

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ピーチ・アビエーション

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