国土交通省航空局(JCAB)は、空港の施設や車両の脱炭素化を支援する「空港脱炭素化推進事業費補助金(設備導入支援)」の今年度公募を4月25日から開始した。2050年のカーボンニュートラル実現に向け、空港での再生可能エネルギー導入や省エネルギー化を促進するもので、応募締切は6月13日午後5時必着。

空港の脱炭素化を進める国交省=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
対象となるのは、太陽光発電など再生可能エネルギーの導入、空港内車両のEV・FCV化に必要なインフラ整備、建築施設の省エネルギー化に関する取り組み。空港管理者や空港内事業者、関連する民間事業者(JV含む)が応募でき、全空港が対象となる。
支援対象となる事業は、空港全体の脱炭素化計画に沿ったものであることが求められる。特に、エネルギーマネジメントの効率化や照明・空調設備の高効率化に加え、早期の効果発現が見込める事業を優先的に採択する。太陽光発電に関しては、発電電力の7割以上を空港内需要に充て、売電制度(FIT/FIP)や自己託送に頼らないことが条件となる。
補助率は対象経費の2分の1以内。1件あたりの補助対象経費が100万円以上となる事業を対象とし、単年度または2カ年にわたる事業が認められる。内定通知は7月を予定している。
関連リンク
空港脱炭素化の推進に向けた取組を支援します(国交省)
国土交通省
これより先は会員の方のみご覧いただけます。
無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。
会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。
無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。
* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
購読料はこちらをご覧ください。
* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能
* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。