ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下の不動産会社ANAファシリティーズは、南海電鉄の難波駅前に新施設「ANAスカイコネクトなんば」を4月30日に開業する。ANAとタリーズコーヒーの全国初となるコラボ店舗をオープンし、ボーイング737 MAXのシミュレーターによる操縦体験施設も5月に開業する。

タリーズとのコラボカフェや737 MAXのシミュレーターを設置するANAファシリティーズの新施設「ANAスカイコネクトなんば」(同社資料を基にAviation Wire作成)
コラボカフェ「タリーズコーヒー ANAスカイコネクトなんば店」は、ANAブルーを基調とした内装が特徴で、通常のタリーズとは異なる雰囲気を演出。全59席のうち1人席にはコンセントを完備し、グループ利用にも対応する。オープン記念として、ANAとのコラボ手ぬぐいを限定販売する。
操縦体験施設「28LEFT TRAVELER’S LOUNGE」では、737 MAXのシミュレーターを使い、離着陸やタキシングなどを体験できる。また、旅行の前後や観光途中でリフレッシュできるよう、シャワールームやくつろぎのスペースを備える。
ANAスカイコネクトなんばは、ANAファシリティーズが南海電鉄から一括で借り上げた地上9階建ての複合施設で、南海の難波駅から徒歩1分、地下鉄御堂筋線なんば駅からは徒歩6分。順次開業する館内には、シェアオフィス「ANA WORK CABIN」なども展開する予定となっている。
関連リンク
ANAスカイコネクトなんば
ANAファシリティーズ
・ANA、なんばにシェアオフィス 25年5月にANA WORK CABIN(24年10月17日)