エアライン, 空港 — 2025年4月16日 22:01 JST

JALの移住CA、福岡で女子キャンププランを大学生と企画

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 日本航空(JAL/JL、9201)の客室乗務員「ふるさとアンバサダー」が、福岡県東部の赤村にあるキャンプ場「源じいの森」で販売が始まった「女子キャンプラン」を、北九州市にある西南女学院大学の学生と企画した。キャンプ初心者でも安心して楽しめる内容をテーマに、地域の魅力を盛り込んだ体験型商品として打ち出した。

源じいの森のキャンプイメージ(同施設のサイトから)

キャンプを企画したJALふるさとアンバサダー(中央)と西南女学院大学の学生(同社資料から)

 企画には、同大の人文学部観光文化学科3年生が参加。JALは赤村と2022年4月、同大とは2024年3月にそれぞれ連携協定を締結しており、今回の取り組みは両者との協力の下で進めた。コロナ以降に減少傾向とされるキャンプ需要の回復や、地域への誘客拡大が地元から期待されている。

 源じいの森は、キャンプ場や温泉、宿泊施設がそろう複合型のアウトドア施設で、初夏にはホタルが見られるほど自然豊かな立地が特徴。施設の既存プラン「手ぶらでキャンプ体験」を改良し、アンバサダーと学生が「テント設営や火起こしの不安」「キャンプ中の過ごし方」「写真映えする食事」などの課題を掘り下げ、初心者や女性目線で新たな提案を加えたという。

 プランでは、チーズタッカルビを中心とした限定メニューや写真スポット巡り、イルミネーション装飾のテントなどを用意し、初めてでも気軽に楽しめる内容を目指した。対象は女性に限らず、ソロキャンプや男女グループ、男性のみでの予約できる。

 基本料金1組2万円に加え、1人あたり大人(中学生以上)8000円、小学生4000円が必要で、未就学児は無料。最大8人まで予約可能で、受付は源じいの森キャンプ場(電話:0947-62-2911)で午前9時から午後6時まで受け付けている。

 JALのふるさとアンバサダーは、出身地やゆかりのある地域に移住し、観光や地域資源を生かした活性化活動に取り組む客室乗務員。地域との連携を深めながら、全国各地で企画提案や広報支援などを担っている。

関連リンク
はじめての女子キャンプラン(源じいの森)
日本航空
赤村
西南女学院大学

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