エアライン, 空港 — 2025年2月13日 13:27 JST

大雪影響の新千歳発便、14日までほぼ満席続く 大阪方面は空席多め

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 北海道内で大雪が降った影響により、2月11日は国内線と国際線合わせて118便が欠航となった新千歳空港。新千歳から羽田へ向かう便は13日と14日は満席で、空席が出てもすぐに売り切れる状況が続いている。

11日の雪の影響で航空各社の欠航が続く新千歳発便。JALは13日の新千歳発便の予約受付を一時中段している(同社サイトから)

 新千歳空港を運営する北海道エアポート(HAP)によると、11日に欠航となった最終的な便数は、国内線は全日本空輸(ANA/NH)が48便、日本航空(JAL/JL、9201)が10便、スカイマーク(SKY/BC)が15便、エア・ドゥ(ADO/HD)が11便、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)が21便、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)が2便、フジドリームエアラインズ(FDA/JH)が1便、アイベックスエアラインズ(IBEX、IBX/FW)が3便で計111便、国際線は大韓航空(KAL/KE)が1便、アシアナ航空(AAR/OZ)が1便、中国東方航空(CES/MU)が2便、エアプサン(ABL/BX)が1便、チェジュ航空(JJA/7C)が2便で計7便となった。

 大雪となった11日は、さっぽろ雪まつりの最終日。JALによると、午後1時ごろから降雪量が増え、午後2時30分ごろから管制による新千歳出発便の対応が始まり、欠航や遅延が発生したという。同社の11日の新千歳発便は予約率が96.9%とほぼ満席だった。11日から15日までの新千歳発便の予約率は、約95%だという。

 13日午後1時すぎの時点で、ANAは13日の札幌(新千歳)発羽田行きは夜の一部便を除き満席。14日は全便満席となっており、15日は一部の便に空席が残っている。伊丹行きも13日と14日はほぼ満席で、15日は一部空席がある。

 JALは、13日の札幌発羽田行きの予約受付を一時中断。14日は全便満席だがキャンセル待ちを受け付けている。15日は多くの便が満席だが一部便に空席がある。伊丹行きも13日は予約受付を一時中断しており、14日と15日は全便満席だがキャンセル待ちを受け付けている。

 スカイマークは、13日と14日の札幌発羽田行きが全便満席で、15日は午後9時発の最終便BC730便のみ一部空席がある。神戸行きは13日と14日とも一部便に空席があり、15日は始発の午前10時50分発BC172便のみ満席でその他の便は空席がある。

 エア・ドゥは、13日と14日の札幌発羽田行きが全便満席で、15日は午後9時45分発の最終便HD44便に空席があるが、その他の便はキャンセル待ちを受け付けている。神戸行きは13日の午後4時40分発HD120便に空席があるが14日は満席、15日は空席が残っている。

 ピーチは、13日から15日の札幌発成田行きは運賃により空席がある。関西行きは13日が全便満席で、14日と15日は運賃により空席がある。

 ジェットスター・ジャパンは、13日と14日の札幌発成田行きは満席。15日は一部便に空席がある。関西行きは13日は満席で、14日と15日は一部便に空席がある。

関連リンク
全日本空輸
日本航空
スカイマーク
AIRDO
Peach Aviation
ジェットスター・ジャパン
フジドリームエアラインズ
IBEX