エアライン — 2014年1月10日 20:45 JST

ANAとスターフライヤー、中部-福岡線でコードシェア

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 全日本空輸(ANA)とスターフライヤー(SFJ、9206)は1月10日、SFJが3月30日から1日3往復で開設する中部-福岡線で、同日からコードシェアを実施すると発表した。

中部-福岡線でANAとコードシェアを行うスターフライヤー=13年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 コードシェア実施に伴い、ANAの中部-福岡線は現在の1日9往復から1日6往復へ減便する。SFJの中部就航は初めてで、同路線のフライト時間は1時間20分程度。

 SFJの筆頭株主であるANAは、SFJが運航する羽田-北九州線、羽田-関西線でコードシェアを実施しており、2月1日からは羽田-福岡線でも開始し、中部-福岡線は両社がコードシェアを実施する4路線目となる。

 経営悪化に伴い、SFJは現在運航している5路線のうち、関西-福岡線は2月20日から、北九州-釜山線は3月30日から運休する。このため、中部-福岡線開設後は、SFJの全路線でANAとのコードシェアが実施されることになる。

 中部-福岡線でのコードシェア実施により、SFJは中部圏での販売強化や知名度向上を見込む。2014年3月期通期の業績への影響は、3月30日から実施のため軽微とし、業績予想の変更はない。

関連リンク
スターフライヤー

スターフライヤー、希望退職の募集延長 人数満たず
スターフライヤー、福岡-関西運休 福岡-中部新設へ
スターフライヤー、釜山線運休 希望退職など経営合理化
スターフライヤー、14年3月通期予想を下方修正 合理化計画策定

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post