解説・コラム — 2024年4月28日 12:03 JST

JAL機長アルコール未検出も深酔いでダラス発欠航が1位 先週の注目記事24年4月21日-27日

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 4月21日から27日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、現地時間24日午前11時5分に出発予定だった日本航空(JAL/JL、9201)のダラス・フォートワース発羽田行きJL11便(ボーイング777-300ER型機、登録記号JA742J)が、機長の深酔いにより欠航となったトラブルの記事でした。

機長の飲酒トラブルで24日のダラス・フォートワース発羽田行きJL11便を欠航したJAL(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

第1位 JAL、機長深酔いでダラス発欠航 アルコール未検出も「乗務させるべきでない」

 22日に羽田発JL12便の乗務でダラスへ到着した機長は、一部の乗員と食事会を同日夜に開催。宿泊先のホテルで酔った機長が騒いだことから、ホテルの従業員に呼ばれた警察官にその場で口頭注意を受けました。機長の乗務は2日後で、会社が定める飲酒可能なリミット(出発12時間前)よりも21時間以上前の出来事でした。

 会社側は機長が深酔いで騒いだ背景が心身の不調によるものかなどが判断できないとして、翌23日午後4時に当該便の欠航を決定。その後、通常の乗務時と同じ2回のアルコール検査が行われましたが、アルコールは検出されませんでした。また、当該便の予約客の大半は、出発日に代替便でダラスを発ったとのことです。

 機長は国土交通省航空局(JCAB)やJALが定めるアルコール関連の数値的な規程には抵触していなかったものの、乗務便が欠航となり利用者に迷惑をかけたことに加えて、ホテルでほかの宿泊客や従業員に迷惑をかけたことから、JALは事実関係を公表し、報道機関の取材に応じました。

 コロナ以降、航空会社の中には機体トラブルなどが生じた際、極力扱わないでほしいという要望を弊紙に伝えてくるところもあります。しかし、乗客に欠航や遅延で迷惑をかけたり、将来的な利用者や空港周辺住民などに不安を与えるような事象が生じた際は、気持ちはわからなくもないですが、内向きな発想になるべきではありません。社会的責任や道徳的な問題もありますが、かえって会社側が望まない方向に進むリスクがあります。

 JALのトラブルは起きてはならないことではあったものの、情報開示の姿勢としては説明責任を果たしたと取材を通じて感じました。


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