成田など消費税引き上げで施設使用料値上げ　2月発券分から

　2014年4月1日に消費税率が5％から8％へ引き上げられることに伴い、成田国際空港会社（NAA）など空港会社各社は、旅客サービス施設使用料（PSFC）や旅客保安サービス料（PSSC）をはじめとする各種料金を4月1日から値上げする。2月1日以降に発券される航空券から適用し、1月31日発券分までは現行料金となる。

成田空港などの施設使用料が値上げへ＝12年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　成田の国際線出発時のPSFCは、現行の大人2040円から2090円に、子ども1020円から1050円に値上げ。国際線乗り継ぎ時は大人1020円を1050円、子ども510円を520円に引き上げる。国際線のPSSCは、大人と子どもいずれも1人あたり500円を520円に値上げする。

　関空のPSFCは、第1ターミナル国際線出発時が大人2650円から2730円、子ども1330円から1370円に、第2ターミナル国際線出発時は大人1200円から1230円に、第2ターミナル国内線は出発時が大人400円から410円、到着時は大人350円から360円に、それぞれ値上げする。第1と第2ターミナルの国際線のPSSCは、大人と子どもいずれも1人あたり300円を310円に引き上げる。

　中部のPSFCは、国際線出発時が大人2500円から2570円、子ども1250円から1290円に値上げ。国内線出発または到着時は大人300円から310円に引き上げ、子どもは現行の150円に据え置く。

　いずれも消費税込みの金額で、航空運賃と共に徴収される。

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