空港 — 2024年3月18日 23:03 JST

福岡空港、国内線の新立体駐車場4/16オープン 2倍1617台収容

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 福岡空港を運営する福岡国際空港会社(FIAC)は、国内線の新立体駐車場を4月16日にオープンする。収容台数は従来の約2倍となる1617台と大幅に増える。外観デザインは建築家の隈研吾氏が監修した。また、駐車場料金を値上げする。

福岡空港にオープンする国内線の新立体駐車場(イメージ、FIAC提供)

福岡空港にオープンする国内線の新立体駐車場の位置(イメージ、FIAC提供)

 新立体駐車場は国内線ターミナル前に建設され、8層9段構造の9階建てで高さ約27メートル、延床面積は約4万5000平方メートル。2014年7月1日に供用を開始した現在の国内線立体駐車場は、5層6段の6階建てで高さ約20メートル、延床面積約2万平方メートル、収容台数は864台となっており、新駐車場は753台増の1617台を収容でき、うち17台分を身障者専用駐車スペースとした。

 外装は福岡の伝統工芸品「博多織」をイメージ。各フロアは色とイラストで識別できるようにし、ターミナル連絡階の3階は飛行機を描き、2階はイチゴ、5階は福岡県の花である梅、8階はラーメンなど、福岡にちなんだイラストを描いた。

 新駐車場がオープンする4月16日から、国内線駐車場の駐車料金を値上げ。30分以内の利用は従来と同様無料で、以後30分ごとに250円が基本料金となり、従来の200円から50円値上げする。24時間ごとの最大料金は1100円の値上げで、通常期がこれまでの2400円から3500円も、多客期は従来の3400円から4500円に改定する。国際線駐車場は据え置く。

 現在の立体駐車場は、前日15日夜に営業終了を予定している。

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